冷めたピザをできたてのピザに戻す方法は？

デリバリーしたピザを、その日に食べきれず次の日食べようと思ったらカチカチで全くおいしくない…そんな経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。このようなピザをできたてのようにおいしくする方法があります。
本記事では、冷めてしまったカチカチのピザからおいしいピザに劇的に変える方法をご紹介します。

間違ったアプローチ

冷めたピザをできたてのようなおいしさに戻そうとする場合、多くの方が電子レンジで温めるという方法を選んでいるのではないでしょうか。実はこのやり方は間違っています。最新の電子レンジではおいしくもとどおりになることもありますが、多くの場合電子レンジで加熱をすると、パサついて全くおいしくなくなってしまうことがあります。

電子レンジは水分を飛ばして温めるので、おいしくないピザに仕上げてしまう恐れがあるので避けるようにしましょう。

おいしくなる方法

それでは、どのような方法でおいしいピザにするのでしょうか。電子レンジ以外でおいしいピザに変身させる方法をご紹介していきましょう。

フライパン

フライパンを使いピザをおいしくする方法があります。カチカチになったピザをおいしくするために必要なことは、水分を保った状態で温めること。水分がしっかり確保されていれば、もちもちとした食感を取り戻すことが可能です。フライパンで温める時は、少量のオリーブオイルと少量の水で温めましょう。

手順は非常にかんたんです。まずはフライパンの温度を温めます。使用するフライパンはフッ素樹脂加工がされているものを選びましょう。

温まったフライパンの上に大さじ一杯のオリーブオイルを引いてください。その上に冷めてしまったカチカチのピザをのせます。その後、生地全体が温まってきたところで、大さじ2杯の水をフライパンの上にのせてあとふたを閉めて待つだけです。これだけで、ピザをおいしく温めることが可能になります。

ただおいしく温めるだけでなく、パリッとした食感を戻したいという方は、ピザの下にキッチンペーパーを敷いておくと、水と混ざることなくベタつきがなくなるので、よりおいしいピザへと焼き上げることが可能です。ぜひこのようなことに気をつけてピザを焼き上げるように心がけてください。

オーブントースターで温める

ピザを温める時はオーブントースターで温めているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。オーブントースターでそのまま焼き上げてしまうと、耳の部分が硬くなってしまうので、注意が必要です。温める時は、次のような手順で温めてください。

まず温める前に、ピザに水分を与えます。この時、霧吹きでピザ全体にシュッとかけるようなイメージで数回水をかけてあげましょう。

この作業が終わったら、耳の部分をアルミホイルで覆います。アルミホイルで包んであげることで、水分を逃すことなく、もっちりとした味わいに仕上げることが可能になります。

ピザを温める際には、オーブントースターの温度も重要です。3～4分程度余熱でトースターを温めておきましょう。この作業をおこなうことで、カチカチなピザになることを防ぎます。

その後5分程度焼き上げればもとどおりのおいしさを取り戻すことが可能です。

魚グリルでピザを温める

意外と知られていない方法が、魚グリルでピザを焼く方法です。実は魚グリルの中の構造はピザを焼く窯と似ています。そのため、魚グリルをうまく活用すれば、おいしくピザを温めることが可能です。

まずは、魚グリルの温度を温めます。十分温まってきたところで、ピザを投入します。この時、アルミホイルを敷いておきましょう。おいしく焼き上げるだけでなく、臭いうつりを予防することも可能になります。その後3～4分でおいしいピザとして温めることが可能です。

焼きたてのようなピザの味わいを取り戻したいという方は、この方法でピザを焼いてみましょう。焼く前に魚のにおいが気になる方は、重曹でにおいを消しましょう。においが取れた状態で焼くことでピザに嫌なにおいが残りません。

レンジを使いたい時

どうしても、レンジでピザを温めたい時は、霧吹きなどで水分を少しくわえてから温めるようにしてください。

しかし、先ほど紹介した温め方よりは味が落ちてしまうので注意が必要です。レンジを使うのは冷凍ピザに限定するなど、使用方法を使い分けることをおすすめします。

最もおいしく食べる方法

以上のように、さまざまな温め方を紹介しました。しかし、最もおいしく食べる方法はできたてのピザを食べることです。デリバリーピザで注文したピザは焼き立てです。最もおいしいのは焼きたてのピザを食べることですので、その日のうちに召し上がってください。

まとめ