ピザ店のバイトは就活にも有利！学生バイトでピザ店を選ぶメリットとは？

現場と内勤・両方の体験ができるバイトは「ピザ店」

バイトといっても、大学生がよく行うバイトは「居酒屋」や「家庭教師」などが多いのですが、就活に活かせる経験のバイトといえば、やはり「現場」と「内勤」の両方を体験できるバイトです。

その条件にぴったりくるバイトの中で、最も就活でのアピールができるのは「ピザ店」のバイトです。ピザ店のバイトは、配達やケータリングなどの「現場の仕事」と、ピザづくりや店舗での会計など「内勤の仕事」の両方を体験できるためです。

就活において、学生のみなさんはバイトの経験をさまざまな言葉でアピールしようとしますが、結果的には「バイトを頑張りました」の域を超えるアピールができていません。その点ピザ店の経験は、現場と内勤、両方の仕事を経験していれば多種多様な経験を積むことができるので、面接時にエピソードを聞かれても事欠かないでしょう。

ピザ店の現場での仕事の経験でアピールできる「忍耐力」

ピザ店の現場での仕事の中で、就活時に最もアピールしたいのは「雨の日も風の日も配達した」という、タフな部分です。バイクに乗って移動するからといっても、悪天候の中、事故を起こすこともなく働き続けたことは、就活でのアピールにおいて「忍耐力」をアピールするにはうってつけです。

それに、配達先でクレームにあった時の対処方法などもよい経験となります。配達という行為は相手の自宅に出向くことであり、いわばアウェーでのクレーム対応となりますから、そのような修羅場を乗り切ってきたあなたの経験は、重宝されること間違いありません。

また、お客様と直接対面することも多いため、礼儀作法など接客業務に適した経験を有していることをアピールしても良いでしょう。

ピザ店の内勤仕事の経験でアピールできる「応用力」

一方、ピザ店の内勤仕事では、「応用力」を身に付けられます。配達の注文と、店舗での注文。それらを上手にさばきつつ、厨房でピザの仕込みに入る、これだけの仕事を一度にこなそうとしても応用力がなければこなせません。

実際、ピザ店のバイトさんの働き方を見ていると、厨房とカウンターを行き来するとき、ただ何気なく行き来しているのではなく一緒に道具や注文メモを持って移動するなど、最小限の移動で仕事をそつなくこなしていることが多いのです。

とくに、ピザ店のバイトは時間帯や天候によって注文が殺到するときもあり、いかにうまくさばくことができるかがスムーズな仕事のカギを握ります。つまり、ピザ店の仕事をそつなくこなせるようになれば、結果的に応用力を身に付けていることになるのです。

面接時にピザ店バイトの経験をアピールする際のポイント

では、採用試験における面接時に、どのようにピザ店でのバイト経験をアピールすれば良いかをご紹介しましょうか。効果的なアピールをする際には、企業の採用担当者がどのような人材を求めているか、あるいはその企業がどのような人材を過去に採用しているかを調べることから始めます。そうすることで、企業に対してバイトのなかのどのような経験をアピールすべきか、答えが見えてくるからです。

たとえば、体力に自信がある人材を求めている企業であれば、バイトで運んでいた商品の量や厨房での作業についてアピールすると良いでしょう。また顧客との対応が上手な人材を求めている場合は、お客様から褒められたエピソードや、クレーマーと対峙した時の解決方法などをアピールすると良いでしょう。

なにより、ピザ店のバイト経験の中で自分が最も活かしていきたい経験と、その経験を活かして入社後にどのような仕事をしたいと考えているかをアピールすることです。さらに、入社後にその企業に提供できるメリットを、ピザ店のバイト経験とからめてアピールすると相乗効果が生まれます。

まとめ